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Vol.63 後編

共演者の真剣な反応には
それ以上で返したい

 これでだめだったら最後、の気合いで臨んだ映画『カナリア』の熱演で、谷村さんには出演オファーが殺到する。

 「『カナリア』は役柄のハードさに加え、しんどかったのは撮影中に親元を離れてスタッフのお宅に寝泊まりしていたこと。それまでの実家が甘い環境だったので、14歳でメンタル面などいろいろと鍛えられ、女優としても一人の女の子としても意識が変わりましたね。ただ、高校進学時はまだ全面的に上京する決心がつかなかった。仕事だけになるような自分がどこか嫌で、東京で仕事を頑張ったら大阪に戻って普通の高校生になる、という二つの生活を持っていたかったんです」

 東京と大阪を往復しながら、谷村さんは、ある時はゾンビ、ある時は物理が得意な天才、そして自殺願望のある少女などバラエティーに富んだ役を演じた。そして高校卒業後は全面的に東京で女優生活に入り、一人暮らしを始める。その頃から普通の少女の役が増えるが、昨年公開の映画『おにいちゃんのハナビ』では、自ら坊主頭になって白血病の少女を熱演。

 「坊主頭になることは絶対ではないと監督に言われましたが、『やるからには坊主!』となぜか決めていました。そうすることでスタッフや共演の方のリアクションが変わってきたし、相手が真っすぐに向き合ってくれると、自分もそれ以上のもので返そうと頑張れる。また、やはり昨年公開の『海炭市叙景』では、長年の経験で『こう演技したら、こう見える』と計算する『演技の垢(あか)』のようなものを落とせて、ナチュラルでいることを覚えました。20歳の節目に、女優としてゼロ地点からスタートできたのは大きかったです」

マイナスばかりの
毎日じゃつまらない

 一人暮らしをしながら、女優の仕事をしていくことには困難も多い。でも、生活の基本的なことを覚え、日々たくましくなることで、仕事で壁にぶつかった時の考え方も大きく変わったという。

 「以前はプラスもマイナスも全てマイナスに捉えがちでした。でもそれじゃつまらない。今は何事もプラスに考えようと思うし、落ちた時はとことん落ちればあとは上がるだけ、という感覚も分かりました。それにつらい経験は後で絶対演技に生きてくる。だからかえって『つらい経験はラッキー』と思うようになりました。10代は役のほうが自分の経験よりも進み、そこから学ぶことが多かったのですが、このごろようやく役に自分が追いつきました。自分の日々を大切に生きることがいい演技につながると思うので、吸収したことをいい形で出していきたいですね」

(田中亜紀子=文 小山昭人=写真)
次回は森山開次さんが登場。11月27日(日)に掲載する予定です。

谷村 美月
たにむら・みつき 1990年大阪府生まれ。2002年、NHK連続テレビ小説「まんてん」でデビュー。04年映画『カナリア』で主演し、第20回高崎映画祭最優秀新人女優賞受賞。10月から映画『サルベージ・マイス』が広島県先行公開中。また、11月27日(日)まで舞台「ヴィラ・グランデ青山〜返り討ちの日曜日〜」に出演中(地方公演あり)。
「マイナビ転職」からもご覧いただけます。

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