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Heroes File
Vol.66 後編

貴重な経験だった
ニューヨーク公演

 昨年、中越典子さんはKAAT神奈川芸術劇場のこけら落とし公演「金閣寺」に出演した。三島由紀夫原作のこの舞台は高く評価され、7月にはニューヨーク公演が実現。中越さんも初の海外舞台を経験した。

 「現地の方々の反応がすごく良く、新たな興奮と刺激がありました。三島文学が海外で本当に愛されていることも実感できました。また、演劇というのはどこで誰に観(み)てもらっても同じで、いいものはいいと受け入れてもらえるものなんだと思いました」

 そして今年1月、その凱旋(がいせん)公演が東京と大阪で行われる。

 「毒々しくて強烈なんだけど、観終わった後ふつふつとプラスの感情が湧き上がってくるような、ちょっと不思議な力を秘めた舞台。私は登場シーンは少ないものの重要な役なので、前回以上に印象に残るような芝居を心がけたいです」

 最近は舞台の仕事が増えている。約1カ月の稽古を通し役を作り上げていく、その作業が好きだという。

 「演出家の方のタイプは様々です。事細かく演出する方もいれば、何も言わず、にこやかに見ているだけの方も。後者のタイプの場合、『だったら私がいろいろと変えなくちゃ』と変な意地が出て、要求されていないのに毎回違う芝居をして勝手に疲れたり(笑)」

 でも、それら全てが勉強になるのが舞台。「ライブ感もたまらない。だから、映像の仕事も好きだけれど、舞台もずっと続けていきたいです」

年を重ねるごとに
ハングリーさが増す

 現在、31歳。20代の頃に比べ体力は落ちたものの、ハングリーさはどんどん増しているという。「なるようになるさ、なんて考えていたかつての自分はもういません(笑)。常に自分の役が作品全体の中でどういうポジションかを考えるし、自分はどんな印象を与えたらいいか、より丁寧に深く考えるようになりました」

 心が折れそうになるぐらいしんどいこともある。だが結局は自分が向き合うしかない。

 「一緒にやりましょうと言ってくださる方がいる限りこの仕事は続けたいし、続ける限りは自分との闘いから逃げちゃいけないと思っています」

 以前、舞台で共演した先輩たちは「50代が一番楽しいわよ」と口をそろえて言っていた。「だとしたら私はまだ30代、守りに入るわけにはいかない。刺激を求めて挑んでいかなくちゃって思っています。と言いつつ、私生活はやや守りに入っているからまずい(笑)」

 仕事だけでなくプライベートだって充実させたい。「でもなあ、いつ来るのかな、そんな日が」。30代女性らしい素顔をのぞかせた。

(井上理江=文 小山昭人=写真)
次回は星野源さんが登場。1月22日(日)に掲載する予定です。

中越 典子
なかごし・のりこ 1979年佐賀県生まれ。モデル、テレビ番組のリポーターを経て、2003年にNHK「連続テレビ小説『こころ』」のヒロインを務める。以降、舞台や映画、ドラマなどに多数出演。1月27日(金)から赤坂ACTシアターにて舞台「金閣寺」に出演する予定(大阪公演は1月19日〈木〉から)。
「マイナビ転職」からもご覧いただけます。

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