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Heroes File
Vol.67 後編

ソロ活動で初めて
自分の軸ができた

 ある時、尊敬する細野晴臣さんが、自身のレーベルからソロアルバムを出さないかと声をかけてくれた。これは腹をくくるしかないと、星野源さんは逃げずに自分の素の部分を有りのまま表現し、初のソロアルバムを完成させる。それが想像以上に多くの人に支持され、CDもヒット。

 「自分の存在を認めてもらえ、自分の中に大きな軸ができたような手応えを感じました」

 ところが、セカンドアルバム「エピソード」の制作では大変な思いをした。制作中に東日本大震災があった上、個人的にも心が引き裂かれる悲しい出来事が次々に起こった。

 「人生で最も大変な3カ月だったかもしれないくらい、精神的に過酷でした。それでも自分が求めていた感じに何とか仕上げることができたのでよかったのですが」

 そんな経験から、星野さんはつらさも苦しみも仕事として向き合えば楽になるのではないかと思うようになった。

 「例えば主婦の不満から便利グッズが登場するように、自分の抱えている不満、不安みたいなものをむしろ利用して、新たなアイデアにしたり、商品化したりしてみる。そういう発想を持つと苦しみもバネになって、さらに楽しく生きられるんじゃないかと。ちょっと例えが変だけど(笑)」

 この直後、大きな仕事が入る。映画『キツツキと雨』の主題歌を作ってほしいと、監督直々のオファーが入ったのだ。

いい曲だなって自分でも
思えるのがうれしい

 それは60歳の木こりと25歳の若い映画監督の交流が織りなす温かな映画だった。「観(み)終えて思わず拍手してしまった」ほど面白かった。その感動の余韻が冷めないうちにサビができ、自然に曲は完成。「映画の雰囲気を邪魔せず、しかも自分の言いたいことも伝えられたと思う。この曲を作ったことで一気に突破できたというか、何だかそんな清々(すがすが)しさがあるんです。単純に、聴いていて楽しい雰囲気に仕上がっていて、自分でもいい曲だなって思えるのがうれしい」。確かにそれまでの星野さんの曲と比べると、不思議な力強さと軽やかな前向きさが加わっている。

 音楽、芝居などいろんなことを同時にやっていれば、歩みは遅くなってくる。同世代の俳優に比べると出演本数は少なく、作品内容も限られる。でも、それなら今の状況でもやれる方法を見つければいいという。「何でも自分次第。だからこそ、これからもやりたいことはやりたいと言い、挑戦し続けたいです」

 星野さんの作る曲はこれからどう変化していくのだろう。人の成長を見るような楽しさが、彼の歌にはある。

(井上理江=文 小山昭人=写真)
次回は杉山愛さんが登場。2月5日(日)に掲載する予定です。

星野 源
ほしの・げん 1981年埼玉県生まれ。俳優、ミュージシャン、作家として幅広いジャンルで活躍する。映画『キツツキと雨』(2月11日〈土・祝〉公開)の主題歌であるセカンドシングル「フィルム」が、2月8日(水)に発売予定。3月には舞台「テキサス」で舞台初主演。著書に『そして生活はつづく』(マガジンハウス)がある。
「マイナビ転職」からもご覧いただけます。

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