メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ここから本文エリア

朝日新聞デジタル > 転職 > Heroes File

朝日求人ウェブ
朝日新聞に掲載された求人情報
朝日新聞に掲載された求人情報
会員登録   会員登録すると直接応募やwebメールでの
送受信など色々な機能が利用できます。
ログイン  
パスワードを忘れたら ヘルプ
ご利用にあたって お問い合わせ
 
積極採用求人情報をピックアップ!
■ 株式会社一条工務店
  住まいづくりのアドバイザー
  一級・二級建築士、一級建築施工管理技士
Heroes File
Vol.96 前編

イチロー選手に
会いたくて

 どこにでもありそうな、でも私たちがつい見過ごしがちな光景を逃さずシャッターを切る。ユーモラスに、温かく、時にシュールに。日常にはこんなにも面白おかしい一瞬が潜んでいるのだと、梅佳代さんが撮った写真から気づかされる。

 25歳の時のファースト写真集『うめめ』は、現在約13万部を売り上げ、写真界の芥川賞と呼ばれる木村伊兵衛写真賞も受賞した。続いて出した写真集『男子』も大ヒット。梅さんは、熱い活躍をみせる若手写真家の一人で、幅広い層からの支持を集めている。

 石川県の出身。のどかな農村で祖父母、両親、弟妹に囲まれて育った。

 「中学生の頃はイライラしていた気がします。自動販売機すらない環境へのイラ立ちだったと思う(笑)。早く都会へ出たいと思っていたから」

 写真を撮り始めたのは高校時代だ。コンパクトカメラや使い捨てカメラで家族や友達を撮っていた。

 「自慢になりますが(笑)、構図が誰よりも良かったし、友達もその実力を認めてくれ、うまいと絶賛。それで、ああそうか、カメラマンになれば都会へ出られるし、大好きなイチロー選手か芸能人と会えて、結婚できるかもしれない。そう思って大阪の写真専門学校へ進学しました。今思えば浅はかな理由ですよね」

 そこで初めて一眼レフのフィルムカメラを手にした梅さん。シャッターチャンスを逃したくなくて、朝起きた時から夜寝るまでカメラを傍らに置くのが習慣になったという。

 「ハッと思った瞬間にシャッターを切る。発見するという感じがして、どんどん楽しくなっていきました」

バイトしながら
作品を撮りためる

 撮り始めて間もなく、若手の登竜門といわれる公募コンテスト「写真新世紀」で佳作を獲得。連続して受賞し、瞬く間に才能を開花させる。

 「荒木経惟さんから賞を頂いたりして、とにかくいろんな人が私の写真をベタ褒めしてくれたんです、立て続けに。それが本当にうれしくてヤッターって調子に乗り、気づいたら今に至っていたという感じです」

 卒業すると上京し、ベビー用品のブティックでアルバイトをしながら、写真家としての本格的な活動を開始する。

 「バイトは、あえて写真とは関係のない仕事に就きました。バイト先の主婦や運送屋さんたちとの世間話とかが面白くて、とても勉強になりました」

 そして、2006年『うめめ』を発表。この写真集が予想以上に売れたので、アルバイトは辞めることにした。

(井上理江=文 小山昭人=写真)
「後編」は4月14日(日)に掲載する予定です。

梅 佳代
うめ・かよ 1981年石川県生まれ。日本写真映像専門学校卒。写真集『うめめ』(2006年)で第32回木村伊兵衛写真賞を受賞。日常を独自の視点で切り取る作品が国内外で高い評価を得ている。その他写真集に『男子』『じいちゃんさま』『ウメップ』など。4月13日(土)〜6月23日(日)に東京オペラシティ アートギャラリーにて美術館での初個展を開催予定。また、4月末には最新写真集『のと』を刊行予定。
「マイナビ転職」からもご覧いただけます。

今週の厳選求人
株式会社中経出版【角川グループ】 書籍編集(ビジネス書・自己啓発書)
株式会社一条工務店 住まいづくりのアドバイザー
一級・二級建築士、一級建築施工管理技士
学校法人明治学院 明治学院大学 学校職員(事務総合職)
株式会社オレンジページ 『オレンジページ』編集者
株式会社矢野経済研究所 マーケティングリサーチャー
株式会社ベストメディカルライフ 看護師(介護施設スタッフの定期健診)

4月7日(日)、4月8日(月)付け朝日新聞朝刊も併せてご覧下さい。