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Heroes File
Vol.107 前編

破滅に向かう精神を
うそなく演じる

 コメディーからミュージカル、時代劇まであらゆるジャンルで際立った存在感を放つ実力派だ。近年さらにすごみを増している俳優・山本さんがこの秋挑戦するのは、音楽劇「ヴォイツェク」の主演。

 舞台は19世紀ドイツ。社会の底辺に生きる貧しい兵士が、内縁の妻の浮気を知り、幻聴にさいなまれ、精神的に追い込まれて、とうとう妻を殺してしまうという物語。山本さんは兵士ヴォイツェクを演じる。

 「彼は自分で勝手に破滅に陥ったのではなく、おそらく周囲の心ない言動などに翻弄(ほんろう)され、疑心を募らせた結果、そうなってしまったのではないかと思う。人間社会にはそんな残酷さが潜んでいる。その部分をうそなく誠実に表現できたらと思っています」

 山本さんは幼少の頃からモデルを始め、10歳の時「レ・ミゼラブル」で舞台デビュー。物心ついた時にはもう「演じる人だった」という。「だから、僕にとって俳優であることは日常の一コマのよう。今日は好きな体育だけど、明日は苦手な国語だから嫌だな、ぐらいの感覚で現場へ通っていましたね」

 転機は21歳の頃。ミュージカル「RENT」に出演し、「ああ、僕はこんな歌い方ができるんだ、こんな風に感情が動いていくんだとか、いろんな気づきがあって、自分の細胞が反応するのを感じた。本当に、感情に突き動かされるがまま泣いたのも初めてでした」

自分らしさを失わず
新たなフィールドへ

 この舞台を機に自分のやりたいことが明確になった。それはよかったのだが、同時に自分で自分の首を絞めることにもなってしまった。

 「やりたいこと以外やりたくないから、これは自分のやりたいものではないなと思うと、すごく苦痛に感じるようになってしまったんです。場合によってはお断りしたりすることもありました」

 約8年間、そんなジレンマとの闘いが続いたが、NHK「大河ドラマ『新選組!』」で意識が少し変化したという。

 「同世代の共演者たちの存在が大きかった。ものすごく充実した現場を1年間経験したことで、どの作品にどんな出合いがあるか分からない。そのチャンスを自ら捨てることはないなと思うようになったんです。もちろん、自分の核にある、好きな芝居の基準みたいなものは今もあって、それは安易に変えられないし、変えたくない。でも、だったら、どんな作品に対しても自分の核を大事にしつつ入っていけばいいかな、と」

 だからといって、仕事を広げすぎてもいけないと自戒する。常に俯瞰(ふかん)で自身を見つめ、その立ち位置を確かめながら歩んでいる。

(井上理江=文 小山昭人=写真)
「後編」は9月29日(日)に掲載する予定です。

山本 耕史
やまもと・こうじ 1976年生まれ、新宿区出身。幼少時から俳優として活動。近年ではドラマ「平清盛」「激流 〜私を憶えていますか?〜」、映画『ステキな金縛り』、舞台「ロックオペラ モーツァルト」「おのれナポレオン」など。10月4日(金)〜14日(月・祝)に東京・赤坂ACTシアターにて公演される音楽劇「ヴォイツェク」に主演予定。
「マイナビ転職」からもご覧いただけます。

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