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Vol.107 後編

何かを捨てると
大事なものが手に入る

 山本さんはこれまで、ずっと個人事務所でやってきた。その理由は「特に僕は大きな組織や劇団などに入って、みんなで足並みそろえて頑張るタイプではないから」という。そして、そもそも俳優とは本来一人で歩むものだという思いがあるからだ、と。

 「何だかその一線だけは守りたいんです。長いものに巻かれず、自分がここだ!と思える場所に立ち続ける自由さだけは大切にしたい、常に持ち合わせていたいって思っているのかもしれません」

 以前に比べると、どんな仕事も柔軟に対応するようになった。だが、今でも場合によっては断る。当然、それが原因で仕事が減ることもある。

 「おもしろいもので、減っていくのは案外自分が気乗りしない類いの仕事。反対に自分が心底やりたいと思えるテイストの仕事は増えています。もし何でもやりますというスタンスだったら、こうはならなかったと思う」。とは言え断るというのも勇気のいること。それができてしまうのは、山本さんに、いつでも辞めてもいいという思いがあるからだ。

 「人生の中で仕事が一番だとは思っていないんです。大好きで、全力で頑張っているけれど、同時にもっと気楽に仕事を捉えている部分もある」

 例えば演技においてもそう。どうしてもうまくいかない時は、多少落ち込んでもすぐに「もういいや」と開き直ることにしている。

 「前向きにやり続けているのに埒(らち)が明かなくて、もういいやと思って後ろを向いたら、意外にいいアイデアがいっぱい落ちていたりすることってあるでしょう。だから、どうもダメだなと思ったら、いったん放り出して他を見る。視点を変えれば視野が広がり、新たなものも見えてくる。そうやって気分転換しながら前へ進んでいる感じです」

人とぶつからず
自分らしく振る舞う

 気取りなく、自分の思ったことは包み隠さず話す。それゆえに若い頃は人とぶつかることも多かったという。

 「分からないことを分かりましたと言って受けるということも絶対にしなかったですからね。何があっても自分の気持ちにうそをつかなかった」

 思いのすべてを話すのは、勇気も責任もいること。でも、正直に自分を貫いてきたからこそ今があると山本さんは思っている。「と言いながら、最近はけんかをする体力もなくなり、そうですねと言いながらスルッとかわし、自分を通すという円滑な方法を処世術として身に着けました」(笑)

 柔軟さと頑(かたく)ななまでの自主性が絶妙なバランスで共存する。魅力の源泉がそこにある。

(井上理江=文 小山昭人=写真)
次回は蜷川実花さんが登場。10月6日(日)に掲載する予定です。

山本 耕史
やまもと・こうじ 1976年生まれ、新宿区出身。幼少時から俳優として活動。近年ではドラマ「平清盛」「激流 〜私を憶えていますか?〜」、映画『ステキな金縛り』、舞台「ロックオペラ モーツァルト」「おのれナポレオン」など。10月4日(金)〜14日(月・祝)に東京・赤坂ACTシアターにて公演される音楽劇「ヴォイツェク」に主演予定。
「マイナビ転職」からもご覧いただけます。

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