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Heroes File
Vol.118 後編

舞台への挑戦で
実力をつける

 今秋、水川さんは「THE 39 STEPS」という舞台に出演する。映画監督ヒチコックのサスペンスをコメディー化し、役者4人で139役を演じ切るという奇想天外な作品だ。

 実は20歳で初舞台を経験している。その時は「若過ぎて舞台の本質も分からず、ただ、毎日同じことの繰り返しは自分には向いていないと思ってしまった」という。

 「でも、先輩や仲間から『舞台は鍛えられるよ』とアドバイスされ、昨年再び舞台に挑戦。実際、稽古では自分が持つ引き出しの少なさに気づかされるし、本番では自分の中身を真っ裸にされるような体験もするしで、得るものは大きかった。今は舞台にもっと出ていろんな恥をかき、その経験を役者としての糧にしていきたい」

 この舞台には、NHK大河ドラマで共演した宮沢りえさんも観(み)に来てくれて、「叱咤(しった)激励して頂いた」そうだ。

 「もっとむき出しなさい、感情の温度が全然足りていない。あなたはできるんだからちゃんとやりなさい、と。年齢を重ねるにつれ、叱られることが極端に少なくなる。それが私は怖かった。だから、りえさんのダメ出しは本当にありがたかったし、うれしかった」

 その言葉の重みをしっかりと受け止め、この秋の舞台では演出家の福田雄一さん、そして共演者としっかり向き合い、恥をかきまくって、うそのない芝居をしたいと考えている。

つらければ愚痴っていい

 30代に入り、女優としてさらに高みを目指す水川さん。

 「でも、女優という仕事は特殊だけれど特別ではない。どうしたって周りがちやほやしてくれる職業ですが、それが当たり前になったらいけないと思っています。日常生活を大切にし、本来の自分というものを保つよう心掛けています」

 仕事で「それは違う」「私はこうしたい」と思うことがあれば、直接相手に伝える。

 「昔は自分の考えが正しいかどうか分からなくて言葉にできなかったのですが、そうすると煮え切らない感じが残り、精神衛生上お互いによくないし、いい作品作りもできない。もちろん、相手にちゃんと伝わるよう言葉は選びますよ」

 それとは別に、どうにもならない腹立たしいことがあれば、マネジャーや家族、友人などに愚痴を聞いてもらう。

 気さくで正直。誰に対しても同じ目線で向き合う水川さん。高校の同級生で、ドラマ「失恋ショコラティエ」で共演した松本潤さんが打ち上げで、「現場での振る舞い方、芝居も含めてあなたが一番素晴らしかった」と褒めてくれたそうだ。水川さんの女優としての熱量、姿勢、人としての在り方は、そばにいる人に確かに伝わっている。

(井上理江=文 小山昭人=写真)
次回は「Heroes File」でブロガー/作家のはあちゅうさんを紹介。
8月3日(日)に掲載する予定です。

水川 あさみ
みずかわ・あさみ 1983年生まれ、大阪府出身。97年に女優デビューし、映画、ドラマ、CMなどで幅広く活躍。今秋公開予定の映画出演待機作に『太陽の坐る場所』『福福荘の福ちゃん』がある。また舞台「THE 39 STEPS」にも出演予定で、東京公演は10月23日(木)から天王洲銀河劇場にて。仙台、大阪、名古屋、福岡でも公演あり。
「マイナビ転職」からもご覧いただけます。

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