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Heroes File
Vol.146 後編

向いていないことは
思い切って放り投げる

 ミュージカルや現代劇の舞台だけでなく、最近は映像の仕事にも力を注ぐ。ミュージカル俳優の井上芳雄さん、山崎育三郎さんとStarSというユニットを組んで音楽活動も展開。さらに、デビュー16年目の今年はソロでのCDデビューとコンサートを控えるなど、活躍の場は確実に広がっている。

 「20代の僕はあれもこれもやりたいという気持ちが強かった。でも30代になって少し変わってきました。人には向き不向きがあり、自分に絶対向いていないと思うことに固執していても時間がもったいない。むしろ変に力まず、自分にできることをしていこうと思っています。だから今は、やりたいことを伸び伸びとやらせてもらっている感じですね」

 とは言え、何かやりたいと思うことそれ自体は正解で、その時点で自分の中に変化が起き始めているのだから、それに従うことも大事だと語る。

 「その変化がどんな風に流れていくかは人とのつながり次第。だから、自分の心の動きを感じたら、ふと周りを見回してみるといいと思う。ヒントは身近に落ちているはずです」

 そして、それを一気にやり遂げようと焦らない方がうまくいくと浦井さんは考える。

 「僕は、セリフを頭に入れなくちゃと焦って一気に覚えようとすると大抵ダメなんです。それよりも一行ずつカウントしながら進めていくとすんなり入る。一歩一歩を大事にした方が、地に足が着いた形で新しい道へ進めると思います」

豪華キャストと共に
日本初演作に挑む

 現在、稽古中の舞台「アルカディア」が4月から始まる。イギリスの貴族の屋敷を舞台に19世紀初頭と現代が交互に描かれ、いつしか二つの時代の人物がスリリングに交錯し、作用し合いながら、ある真実へとつながっていくという展開。

 「僕は現代の方に登場します。その屋敷の一族の末裔(まつえい)。大学院生で、何かと小難しい専門用語を並べ立てて話しますが、それだけ何かを伝えたいという欲求のあるエネルギッシュな人物だと解釈しています。また、19世紀に生きた先祖たちの遺伝子も間違いなく彼に息づいているわけで、その辺りも意識しながら演じたいです」

 最初は理詰めで役に取り組むが、ある時点に行くとバーンと自分を解放する思い切りの良さがある。そこが、浦井さんの俳優としての魅力であり強みだと周囲は評価する。

 その一方、普段はかなりの天然ボケで素直な性格。スタッフやキャストから「健ちゃん」と呼ばれる愛されキャラだ。そんな浦井さんが豪華キャストと共にどんなアルカディア=理想郷を見せてくれるのか、心待ちにしたい。

(井上理江=文 小山昭人=写真)
次回は広告企画「Heroes File」で気象予報士の天達武史さんを紹介。
4月3日(日)に掲載する予定です。

浦井 健治
うらい・けんじ 1981年東京都生まれ。特撮ヒーロー番組「仮面ライダークウガ」で2000年に俳優デビュー。これまで数々の演劇賞を受賞。4月6日(水)〜30日(土)にBunkamura シアターコクーン(東京・渋谷)にてシス・カンパニー公演「アルカディア」に出演、8月にはミュージカル「王家の紋章」で主演、同月ソロCDデビュー予定。
「マイナビ転職」からもご覧いただけます。

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