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Heroes File
Vol.181 後編

 デビュー以来、コンスタントに映画やドラマを中心に出演し、爽やかな好青年から屈折した複雑なキャラクターまで多彩な役に挑み続けてきた三浦さん。今年は5月から始まる舞台「市ヶ尾の坂 ―伝説の虹の三兄弟―」のほか映画も公開待機作がすでに数本控えている。

 「でも、いつも不安です。いつ仕事がこなくなるか分からない職業なので。何より僕は役者をなりわいにする以上、何が何でも映像の中や舞台に上がり続けなければダメだと思っています。出られなくなったらおしまいですから」

 不安を乗り越え、次の仕事へつなげていくためにしているのは、やはり目の前にある役をしっかりとやること、それが第一。そして次に大事なのが「営業」だと三浦さんは考える。

 「就職活動で『使えるコネは全部使った方がいい』と言われていたのですが、そういう意味では役者になってからもずっと就活をしている感じです。俳優同士だけでなく、監督やプロデューサーなどスタッフの方たちと作品が終わっても積極的に連絡を取るなど、つながりを大切にするよう心掛けています」

 ただその一方、この「綱渡り感」こそが役者という仕事の魅力でもあると感じている。「芝居そのものも好きなのですが、芝居以外のところで、人と新たな関係を築いて次の仕事につなげていくというのも楽しい。相手のタイプに合わせたコミュニケーションの取り方を考えたりするのも、ちょっとした駆け引きっぽくて面白いなと感じています」

 実家では、父であり俳優の三浦友和さんが台本を読む姿を一度も見たことがなかったという。自身は役者になって10年近くになるが、父親が陰でどんな努力をしていたのか、いまだによく分からない。ただ、それを知ることは何だか無粋な気がして聞かないままでいる。

 「同じ土俵に立って勝負したいなんて思っていましたが、それ自体が本当におこがましいこと(笑)。いつか越えたい大きな目標であることに変わりはないですが。それよりも僕自身が役者として、観(み)る側の方々からも、作り手側からも求められ続けられる存在になることが先決なんですね。役者を長く続けていくことこそが今の一番の目標です」

 32歳。まだまだ役者として伸び盛りの三浦さん。最近実践していることを教えてくれた。「やりたいことを思いつき、3日間やりたいと思い続けられたら即行動に移す。そうしたら今まで尻込みしていたこともできるようになりました。やってみないと分からないことっていっぱいあるんだなって実感しています」

(井上理江=文 小山昭人=写真)
次回は広告企画「Heroes File」で歌舞伎俳優の尾上右近さんを紹介(前編・後編)。
前編を5月13日(日)に掲載する予定です。

三浦 貴大
みうら・たかひろ/1985年東京都生まれ。2010年に映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』で俳優デビュー。主演作『栞』など数本の映画公開予定。5月17日(木)からは舞台「市ヶ尾の坂 ―伝説の虹の三兄弟―」(東京・本多劇場)に出演予定。
「マイナビ転職」からもご覧いただけます。

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