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Heroes File
Vol.184 後編

 22歳の頃から毎年、年初にその年目指すものを決めているという鈴木さん。今年は「西郷吉之助として生きる」という目標にした。それほど自身の血肉全てと情熱を注いで挑んでいるのが、NHK大河ドラマ「西郷どん」だ。

 「演じるのではなく、吉之助という人物を生きているのだと信じ、身を任せているという感じです。1年という長い月日を掛けて一人の人間、しかも実在の偉人の成長や挫折といった人生を描く作品を自分がやらせて頂けるというのはすごくありがたいですし、ぜいたくなことだと思っています」

 20代の吉之助には困っている人を見ると放っておけず、相手の気持ちに寄り添う温かさと実直さがある。「そこが魅力ですよね。よく泣きますし、体は大きいけれど繊細な部分も持っている。でも、想像以上に未熟なところもある。様々な経験を重ねながら、大きな人間力を備えた人物にどう変化していくのか。僕自身、ワクワクしながら吉之助を生きています」

 俳優の魅力は、こんな風にいろんな人生を体験できるところだと話す。実際、ドラマや映画の仕事はだいたい数カ月単位で変わり、そのつど様々な役に挑戦できる。「数カ月に1回、転職気分を味わっています(笑)」

 「西郷どん」の撮影前、鈴木さんが取り組んでいたのは映画『羊と鋼の森』だ。同作で演じたピアノ調律師も実に刺激的だったという。

 「すごく役者という仕事に近いものを感じました。調律師って、この音が正解だと思っても奏者の好みに合わなければ却下されてしまう。あくまでも求められる音が出るように調整するのが仕事です。役者も同じ。自分がどう演じたいかよりも、監督やお客さんの好みに合わせて演じることが大事なのではないかと思うんです。ただ、調律師も役者も意図せず多少自分の色が出てしまうところがある。そこに共通する部分があって面白いなと思いました」

 俳優になって12年。様々な局面で選択を迫られることもあったが、その選択で迷ったことはないという。「僕は必ずより後悔しない方を選ぶと決めています。それはおおむねキツい方だったりするのですが(笑)」

 ただし、つらすぎることや嫌なことがあった時は無理せず、その流れが去るのを待つことにしている。「20代の頃はもがいたりしたこともあったし、その時はそれが大事だったんだと思うのですが、最近は時が癒やしてくれるのを待ったり、今の自分にできることを淡々とやったりという、そんな感じになりましたね」。ポジティブだが、変に気負わず我が道を行く。

(井上理江=文 小山昭人=写真)
次回は広告企画「Heroes File」で俳優の松坂桃李さんを紹介(前編・後編)。
前編を7月8日(日)に掲載する予定です。

鈴木 亮平
すずき・りょうへい/1983年兵庫県生まれ。東京外国語大学卒業。2006年に俳優デビュー。主な映画出演作に『俺物語!!』『忍びの国』など。今年はNHK大河ドラマ「西郷どん」に主演。出演映画『羊と鋼の森』が公開中。共著『鈴木亮平の中学英語で世界一周!』が発売中。
「マイナビ転職」からもご覧いただけます。

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