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情熱人
Vol.16 前編

ニーズに目を凝らし
突破口への課題を探る

 エスニック料理には欠かせない香草「パクチー」。その本格的な味わいを再現した、エスビー食品のチューブ入り香辛料「きざみパクチー」が人気だ。同社によると、今年2月の発売から3カ月で年間の売り上げ目標を達成し、練りスパイス市場に投入される新商品の平均的な売り上げと比べて約7倍の実績だという。

 「ここ数年のパクチーブームは、愛好家を意味する『パクチニスト』という言葉も生むほどすごいんです。好き嫌いがはっきりと分かれるパクチーですが、好きな人には熱狂的に受け入れられている。そんなファンも満足させられる商品を使いやすいチューブ型にし、125円(希望小売価格/税別)という手軽な値段にできたことがうまくいった要因と考えています」

 そう分析するのは、同商品の企画を手掛け、現在は広報を担当している中島さんである。父親も食品メーカーの商品開発をしていて、子どもの頃から試作品や様々な国の料理に家で触れる機会があり、自分も同じ食品開発の道を目指した。理系の大学院を卒業してエスビー食品に入社。業務用の技術営業と商品開発を経て10年前に家庭用の商品企画に着任した。

 レトルトカレーの「噂の名店」シリーズなど様々な商品を手掛け、4年前に全ての香辛料をマネジメントする担当に抜擢(ばってき)。そんな中島さんが「ついに来たか!」と勢い込んだのが、約3年前に訪れたパクチーブームだ。子どもの頃からエスニック料理に親しんでいた中島さんにとって身近だったし、スパイスとハーブの本家である同社としてもブームは見逃せない。

 まずは外食から挑もうと、業務用の企画部署がパクチーソースを作ることになる。パクチーが苦手な人でも平気なようにマイルド風味にし、外食業界ではそれなりの実績を残した。そこで同じものを家庭用として中島さんが担当。ところがこれが想定を下回った。

 「原因を徹底的に追求しました。そして、パクチー好きの消費者からマイルドにしないでと声が上がってハッとしたんです」。好む人は強烈な香りを求め、嫌いな人はそもそも食べない。つい嫌いな人にも食べて欲しいと二兎(にと)を追い、コンセプトがぼやけて両者とも逃していた。また、110g300円(同)では試してみるには高く、量も多いという意見が多かった。

 この反省から、パクチーの度合い、値段、量の三つの課題を改良すれば、必ずヒット商品が生まれるはずだと中島さんは奮い立った。

(田中亜紀子=文 小山昭人=写真)
この広告企画の後編は11月26日(日)に掲載する予定です。

中島 康介(なかじまこうすけ)さん
● 会社:エスビー食品(株)
● 部署:広報ユニット
● 入社:2003年4月
● 趣味:ゴルフ/スノーボード/写真
「マイナビ転職」からもご覧いただけます。

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